部屋が埋まらない時に見直したい設備のポイント

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サブリースのプロが教える人気の設備として、前号までに入居者に求められていない設備と入居者が必要だと考える設備について解説しました。

今回は、空室が埋まらない時に見直したい設備に関する3つのポイントについて話を進めてきます。

これがあれば家賃が高くても良い設備

  単身者向け物件 ファミリー向け物件
1位 インターネット無料 追い焚き機能
2位 エトランスのオートロック システムキッチン
3位 浴室換気乾燥機 エントランスのオートロック
4位 クローゼット インターネット無料
5位 ホームセキュリティ ウォークインクローゼット
6位 追い焚き機能 浴室換気乾燥機
7位 TVモニター付インターホン ホームセキュリティ
8位 防犯カメラ 床暖房
9位 システムキッチン 太陽光パネル(入居者個別売電)
10位 宅配BOX 24時間利用可能ごみ置き場

入居者のニーズが高い設備について考える時に、前号で説明した「必要だと考える設備」とは違う角度からの視点で考えることができます。それは「このような設備があれば家賃が多少高くても良い」というもので、入居者の「希望的条件」から「現実的条件」となるものです。

「これがあれば 家賃が高くても入居が決まる設備」のデータを見ると、単身向けの1位は「インターネット無料」です。

国内のインターネット人口が1億人を超える今、通信インフラのひとつとなったインターネット接続が無料になるというのは、入居者にとっては大きな魅力になります。

ファミリー層に目を向けてみますと、「追い焚き機能」と「システムキッチン」が上位を占めます。癒やしの場となった風呂への関心はここでも高く、充実したキッチンは特に女性からの支持が高くなっています。

そして、どちらの層でも上位に挙げられるのが「オートロック」です。セキュリティーに対する意識は高く、多くの入居者層から支持を得ています。

ポイントはセキュリティー、ブロードバンド、水回り

家賃が高くても良いと設備についてまとめると、セキュリティーを重視した「オートロック」が挙げられます。そして、単身向けならば「ブロードバンド」、ファミリー向けならば「追い焚き機能」や「システムキッチン」などの水回りがポイントといえます。

もし、予算の都合で導入できる設備の点数に限りがある場合、前段のランキングから導入するのがいいかもしれません。

入居者が求めている設備の有無がアパート、マンションの競争力につながりマンション経営の状況にも影響を及ぼします。

賃貸アパート、マンションの設備は、間取りと同様に入居者のニーズを把握しそれを可能な限り反映させることが重要です。

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