意外に知ることのないアパート・マンションの夜の顔

賃貸経営基礎知識

私たちがサブリースで物件を預かり始めるとき、空室を抱えた物件が多く、立地などを数値化した計数を基に問題点を洗い出し改善することで問い合わせが増えていきます。しかし、入居者が内覧しても契約に結びつかないケースがあります。それはアパート、マンションの夜間の状況に問題が隠れていることもあります。

意外に知ることのないアパート・マンションの夜の顔

計数管理も行い、建物自体もチェックして問題が無いはずなのに、どうも入居希望者に敬遠されてしまう。そのような場合は、夜間にチェックしてみることをお勧めします。昼間には見えてこない問題が浮かび上がってくることがあります。

その中で多いものが照明の問題です。廊下の蛍光灯が切れていることや、節電のために電球を減らす、そもそも電灯が圧倒的に少ないとアパート、マンション全体が暗くなります。外から見た印象は悪くなりますし、入居者がエントランスから各居室に入るまでの間も決して良い気持ちにはなりません。確かに、経費を抑えることは大切ではありますが、それにより空室が埋まらないようでは賃料収入が減ることになり、元も子もありません。

セキュリティーレベルの低下は女性やファミリー層に悪印象

また、近年入居者が重要視するセキュリティー面で考えても、照度の低い建物はセキュリティーレベルが低いといわざるを得ません。

これでは女性や子どもがいるファミリー層の入居希望者に対し、良い印象を与えません。せっかく、入居希望者が内覧してくれても、契約に至る可能性が下がってしまうため、物件を明るく安全に見せるため電灯を増設します。

前号と今回で紹介した2つの例、建物をきれいにする、明るさを保つなどは一例にすぎません。入居者目線で考えれば難しくない問題でも実践できていないアパート、マンションも少なくありません。こういった細かい心遣いでアパート、マンションの印象は変わりますし、サブリース、マンション経営の収益性を高めることにもつながります。

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