サブリースのプロが教える人気の設備

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人気の設備が備わった住居に住みたいとは誰もが思うところです。それは賃貸アパート、マンションの入居者も同様で、入居者のニーズに合わせ人気の設備が導入されるようになってきました。空室を減らしマンションの安定経営を図るサブリースを提供する私たちも無視できないポイントです。

トイレ、バスの分離を望む入居者が多い

ひとり暮らしで重視する部屋の設備

入居者は賃貸アパート、マンションの設備に対する意識はどのようなものでしょうか。「ひとり暮らしで重視する部屋の設備(※)」というアンケートでは、

1位 エアコン付き 15.8%
2位 トイレと風呂の分離 14.5%
3位 収納スペースが広い 11.0%

エアコン付きとほほ同じくらいトイレと風呂の分離を望む人が多いのです。このデータからいわゆる「3点ユニット(トイレ、バス、洗面が1カ所に集約)」が入居者に求められていないことが分かりますが、近年、入浴に対する意識が変わってきたことが影響しているようです。

  1. 出典 社団法人全国宅地建物取引業協会連合会、社団法人全国宅地建物取引業保証協会「一人暮らしに関する意識調査」2014年3月

バスは洗い場から癒やしの場へ

入浴に対する意識の変化

以前、風呂といえば体を洗う場所でした。そのため浴槽にはつからずシャワーで汗を流せる3点ユニットバスはスペースも取らないため多くのワンルームマンションに導入されてきました。

ところが、最近、以前にはないような風呂の使い方をする人が増えています。そのひとつが半身浴です。美容や健康面に効果があるといわれている半身浴は、美容系の雑誌やサイトで取り上げられることが多くありますが、比較的長い時間をかけて入浴しますので、読書や音楽鑑賞をしながら入浴する方も多いようです。

また、入浴剤の人気も風呂に対する意識の変化を表しています。駅ビルやデパートでも注目される売り場である1階では石鹸や入浴剤を扱うバスショップを目にすることが当たり前になってきました。これらが人気を博すということからも、日本人のバスタイムは「洗う」だけではなく「癒やしの場」を兼ねるようになってきたことが分かります。

このような風潮を考えれば、3点ユニットバスでは入居者のニーズを満たせないことは明白です。ゆったり足を伸ばして湯船につかれない、腰掛ける椅子も置けない3点ユニットバスではリラックスできないし、トイレが目に入れば癒やしの効果は半減してしまうでしょう。3点ユニットバスは時代遅れの設備ということなのです。

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