2020.04.20更新

「基礎控除額」とは

税制の細かい部分は税理士に相談するにしても、相続税の基本的な知識は持っていても損は無いどころか、大事な家族に資産を遺すときに向けて、ぜひ、おさえておきたい知識であることに違いはないでしょう。

「基礎控除額」とは

相続には一定の控除がある

納税が国民の義務であることはいうまでもありませんが、遺産を相続することで相続税を納めなければなりません。しかし、全ての国民が相続税を納めているわけではありません。相続には一定の控除があり、その控除額を超える人たちだけが相続税を納めることになっています。

その大前提となるものが、遺産に掛かる「基礎控除額」です。これは「相続税を計算する前に、全ての財産から控除しておく金額」のことで、被相続人が所有している財産がこの金額を下回れば、相続税の申告や納付をする必要はなく、複雑な相続税の計算をしなくてもいいわけです。

地主や家主でも基礎控除は無関係ではない

まずは基礎控除について確認する

不動産を所有する地主や家主であれば、2015年1月の税制改正に関係なく基礎控除額をはるかに超えてしまう財産を相続することが多いのではないでしょうか。それでも基礎控除額を控除して相続を計算するため、基礎控除の改正は無関係な話ではありません。まずは、基本中の基本として、基礎控除について確認してもらえればと思います。

ところで、今回の税制改正で基礎控除額が引き下げられることになりました。つまり控除される金額が減り、課税される財産が増えることになります。