2022.07.25

鹿児島県屋久島町/うどん「屋久どん」

小生もあと2年で還暦。32歳で業界入りし、この業界で諸兄に四半世紀お世話になっている。寄る年波…とまではいかないが昔ほど無理が効かなくなってきているのは事実である。やり残したことのないよう事業もプライベートもと思い立ち、このたび屋久島の大自然へチャレンジしてきた。

長年数多くの旅人の心をつかんで離さないその唯一無二の特徴的風土、景観に心打たれた。来てよかった、来れてよかった・・・そんな思いを四日間噛みしめながら大切な時間を過ごさせて頂いた。さりながらふと気づくといつも、小生の旅に欠かせぬ“食”をすっかり忘れていた。聞けば、屋久島の名物は「トビウオ」とのこと。それを一番上手に喰わせてくれる店をと探し、いきついたのが「屋久どん」である。

まず店内に入って驚かされるのが、まるで美術館か博物館の収蔵品のような屋久杉で出来た、“七福神”や“加藤清正の虎退治”、“長須鯨”“中国王朝の椅子”などの彫り物が所せましと陳列されている事である。海がすぐ見える一番奥のテーブル席に陣取り、一押しの「屋久どん満喫セット」をオーダー。名物「飛魚の姿揚げ・屋久島うどん・とろろご飯」がセットになったものである。¥2,000近い価格は観光地かつ離島ゆえか。一匹丸ごと衣をつけて揚げられた飛魚の姿揚げは見るからに豪快で野趣満点。頭から尻尾まで全部食べられる。…と言われたが、羽?(胸鰭?)、パリパリ感があるのでまだしも、頭は顎が固く還暦前の歯には小生の“女房並み”に歯応えがあって頂けなかった。味は淡白にして美味、うどんの出汁は鰹節と鯖節の混合。麺自体は九州のうどんらしい柔らか目、山芋も地元産とのことで、屋久島の自然を頂戴した感。屋久島へ訪れた際に昼食に如何だろう。諸兄も屋久島には是非一度訪れたし!

屋久どん
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房500-46
TEL:0997-46-3210
営業時間:
 ランチタイム 11:00~14:15(LO)
 ディナータイム 18:00~19:50(LO)
定休日:水曜日

Twitter Facebook はてなブックマーク LINE
JPMCは
賃貸経営のプロとして
オーナーさまの問題を解決し
資産価値を最大化します