カレーハウスなのにフレンチレストランの趣き。まずはそれに驚かされる。それもそのはず、オーナーシェフは元々フレンチのシェフ。今も夜はコースを中心にしたフレンチレストラン。二人で一万円ワインフルボトル付という、リーズナブルでありながら手の凝った、ワインに良く合う料理を提供する。ハウスワインも安かろう悪かろうではなく、料理の味を損なわない満足いくテイストである。
話を戻すが、夜も〆にカレーを注文出来るが、ランチタイムは完璧なカレーハウスである。元々、仙台の当社JP（日本一ヤンチャなK専務の会社）本社屋近くにあったが、市内・一番町に3年前に移転した。辛さが0～5までの6段階で選べる、スパイシーな本場のインドカレーでありながら、厳選された食材から出る風味を活かした、まさにフレンチの技法を取り込んだ、仏印合作の一皿である。
一番のお勧めはラムの4番だったが、今はメニューからラムが落ちている。残念至極。チキン、シュリンプ、野菜、きのこ、季節によっては牡蠣など、或いはそれらの組み合わせのカレーが、サラダ＋口直しのヨーグルトドリンクとセットのランチで￥1,500前後とやや高めだが、十二分に価値のある食事と、上質な時間とを提供してくれる銘店である。仙台のランチタイムに是非ご賞味あれ!
「アンブロジア」
宮城県仙台市青葉区一番町4-5-40 おの万一番町ビル 3Ｆ
TEL 022-265-6671
営業時間 11:30～14:30 17:30～22:00
定休日 日曜日
