チキン南蛮といえば宮崎の…本家本元が一番と今日の今日まで思い込んでいた。
また、都城に焼肉屋以外まともな店はないだろうと高をくくっていた。ところが…ひょんなことで入った洋食店。店の内外装も、まったく(失礼!)期待の“き”の字もなかったが…まずはオーダー。チキン南蛮に「胸肉」と「股肉」が選べるとのこと。「ほう、胸肉主流のチキン南蛮に股肉ね、じゃそれを」と軽い気持ちでオーダー。
まずセットのスープ。これでも飲んで待ってというありきたりのランチスープかと思いきや、きちんと南瓜を磨り潰した、しかも滑らかにミキシングしたものと、粗く潰したものを組み合わせてクリームを加えてきちんと仕上げてある。
『う~ん、侮れん…』。更にサラダも作り置きの冷蔵庫に放り込んであったものをラップを取り去って運んできたものではなく直前に盛り付けた本格的グリーンサラダ。
『これは…』と期待を膨らませていると、見た目、肉質、ボリューム、味付け(ソース)。
すべてにわたって本家本元をしのぐ出来栄え。
まず肉が“カリッ“と高温の上質な油で鶏股肉を骨付きのまま上げ、間髪容れずに創業以来継ぎ足しの(鰻屋のごとく)特製タレに漬け込み、あっさりとしたレモンの効いたタルタルソースを廻し掛け…。「お見それ致しました…」脱帽の一皿であった。“みやこんじょう“に行かれた際には何をおいてもぜひぜひご賞味あれ!
RYU (リュウ)
宮崎県都城市菖蒲原町25-7TEL0986-25-1101営業時間ランチ営業、日曜営業
2021.04.27更新
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