2017.05.10

別府市/とり天「東洋軒」

『東洋軒の誕生は、大正15年4月1日(1926年)別府流川に大分県初のレストランとして初代、宮本四朗が創業しました。東京帝国ホテルを経て天皇の料理番として宮内庁に入り、日本を代表する料理人として台湾ホテルにも招かれました。創業当時のまま変わらない味を是非お楽しみください。』

とり天とはカジュアルな料理かと思っていたが…。

ご存知の貴兄も多いと存ずるが、大分はとり天が有名である。
別府発祥のとり天から、やや紛らわしいが豊前中津、大分市内まで「鶏のから揚げ」の店舗を多数みかける“鶏肉天国”である。
名称から推察される通り前者と後者の違いは衣の違いであるが、小生は軽めな食感の「とり天」が好みである。
今回はその「とり天」発祥の冒頭の句、お酌の店を営業同行中のランチに訪れた。

ちなみに余談だが、大腸ポリープの摘出手術直後の大分出張で飛行機移動がNG。
寝台特急と新幹線、在来線特急を乗り継ぎ半日かけて「とり天」に、もとい大分についた次第である。

東洋軒店前駐車場はほぼ一杯で警備員まで配置されている。
店内も三組の待ち客。15分ほどの待ち時間の後に注文したのは勿論、本家発祥「とり天定食」¥1,350。

待つこと5分ほどで運ばれてきたとり天定食はかなりボリューミー。

まずは何も付けずに一口食べてみると衣はサクサク、鶏肉はジュワー、胡椒が効いていて“飯”が進む味付け。
次に卓上の特製カボス醤油を付けて食する。
スパイシーさと、カボスの酸味の相乗効果で更に食が進みあっという間に完食。

『国産鶏のモモ肉の皮をはいで、平らにそぎ切りに特製しょう油とニンニク、ごま油で味付けし、新鮮朝取り卵と小麦粉、片栗粉の入った衣を付けて165度~170度の油で3~4分揚げた「とり天」は、タレを付けずにそのまま食べてもとても美味しく、大分名産の「カボス」を搾りかけたり、酢醤油とからしを付けるとまた味が変わり、これもまた絶品な味です。』
まさに壁にかけられた説明通りの味。
名店ならではの値段設定だが、一度食する価値は十二分にあり!
次回は「柚子とり天」にチャレンジ予定。

とり天「東洋軒」
大分県別府市石垣東7-8-22TEL0977-23-3333

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