2018.06.10

岐阜市/鰻「川勢」

祖父の代より我が家で、「祝膳」といえば
関内の“わかな”と相場は決まっているほどの一家そろって鰻好きである。

残念ながらいまのところ長男は「小骨が…」とあまり好んで食さず、
3歳の次男坊だけがこの伝統を受け継いでくれそうなほど鰻好きである。

このムシュランでも鹿児島~都内の名店まで色々鰻重・鰻丼・ひつまぶし・鰻定食と紹介してきたが、久々に「おっこれは!」と思える一品であった。
まず鰻高騰の折、いかに清流の多い岐阜と言えども本当にリーズナブルな価格設定に驚く。
ランチの「ひつまぶし」はしっかりと“おひつ”に
半身以上のかば焼きがそのまま載せられて¥1,800!

それならばと勇躍、値段が倍近くする「うなぎ丼(大上)」¥3,500を注文。
もちろん安いからと手抜きの焼き置きということもなく、
セオリー通りの注文受けてから焼くスタイル。
待つこと25分。
来た!!!「うなぎ丼(大上)」。
蓋を開けると、食べなくてわかるくらい表面パリッパリの美味しそうな蒲焼がなんと完全一匹分。ボリューム満点、“タレ”も甘酢ぎず、東男向きの辛口味も百点。
また丼に盛り込まれた米飯が炊き立てで“タレ”との相性も抜群で旨い!
備長炭でじっくりと焼かれた蒲焼は直焼特有の皮目の弾力があり食欲をさらにそそる。
ところが口に入れると皮と身の間の脂身の甘味がさらに“上げて”くれる。
さらにさらに、ホロっと柔らかく食べられる身の旨み。
蒲焼とご飯の境目が感じられない一体感!東京なら間違いなく¥5,000超えは必定。
味にも価格にも大満足の「川勢」是非お試しあれ。

川勢
岐阜県岐阜市六条北3-18-4
営業時間
11:00~14:00
17:00~20:00

Twitter Facebook はてなブックマーク LINE
JPMCは
賃貸経営のプロとして
オーナーさまの問題を解決し
資産価値を最大化します