「名物に旨いものなし」とはよく聞くフレーズだが、
広島県呉市名物「呉(くれ)冷麺」はなかなかであった。
“ジモティ”にオススメを二店舗教えてもらい、
今回チャレンジしたのが「呉龍」である。
11:40頃に店に到着。7~8名の列。それでもコロナ禍で少なめなのであろう。
店内は、座席も間隔を空けている様子。
冷麺(ワンタン入り)をオーダー。
店では「レーワン」とコールされていた。
他の方のオーダーが運ばれているのを見て、大盛にしなかったことを後悔。
食いしん坊の小生にはやや少なめのポーションか。
待つこと約10分、来た来た呉冷麺。
冷やし中華的なものを想像したが、やや地味な色彩。
画像の通り、固ゆで卵(半個)に脂身少なめのチャーシュー、
キュウリの千切り、酢漬けの海老。それにワンタン。
一口スープをすすると……見た目と違って刺激的な辛さが……。
平打ち麺を合わせてすすると、ツルッと喉越し良く胃に収まっていく。
平打ちなので、関東人の小生は佐野ラーメンのようなコシを期待したが、
柔らかくはないものの、あくまで喉越しを追求した茹で加減である。
ワンタンにいたっては、さらにツルリと食道をすり抜けていく。
なのに刺激的なスープ。う~む面白い。
これなら夏に限らず通年美味しく食せる。
次回はもう一方の紹介先、呉冷麺発祥の店「珍来軒」の暖簾をくぐろう。
呉龍
広島県呉市西中央5-10-20
TEL:0823-23-7997
営業時間:11:30~15:30
定休日:月曜