今、まさに目の前で泳いでいるかの小鮎の一皿。
その上品なに味に仕上げられた葛餡にも、勿論シンプルなお造りにも、
神楽坂の名店「石かわ」の教えが息づく割烹が当社からほどない銀座のうちにある。
特にその日は旬の鯛に“このわた”を合わせたお造りと、
これまた旬のホタルイカと雲丹に出汁を絡めて頂く一鉢が俊敏であった。
ネタの組み合わせ、目利き、鮮度、包丁の入れかたに至るまですべてに
「奇をてらわない“皿”にこそ命は宿る」を具現化している。
基本の出汁を重んじながら「石かわ」の真骨頂、
“愚直に”素材と向き合い、シンプルに美味さ表現する。
それが外連味のない端正な味わいの料理に仕上げている。
激戦区銀座にありながらキラリと光る「蓮三四七」。
元々の「石かわ」の常連も、蓮三四七の固有のファンも虜にして離さない料理。
それを神楽坂よりちょっとカジュアルにくつろげる空間で味わわせてくれる。
店を任された三科氏の遊び心が料理にもお店の雰囲気にもよく表れた蓮三四七。
また間を空けずに暖簾をくぐりたくなる
蓮三四七
東京都中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル B1F
TEL：03-6265-0177
営業時間：
【ランチ】水～土 12:00から
【ディナー】月～土 17:00から
定休日：日曜日・月曜(月２回)、祝日（５月上旬、8月中旬、年末年始休みあり）
