吃驚した！？
まさか加古川くんだり（失礼）でこんな超一級の蕎麦が味わえるなんて。
「桃李庵」衝撃的な旨さであった。
桃李とは「すもも」。
中国の史記にある「桃李言わざればした（しも）（おのずか）ら蹊（みち）を成す」
＝すももは何も言わなくても、美しい花や実があるから時とは多く集まり、
下には自然に道が出来上がるから店名をとったとか、「ふーむ」。
名もさることながら兎に角蕎麦である。
特に「せいろ」、蕎麦そのものが旨くなければ成立しない料理である。
まさか加古川で全国でも指折りクラスの美味い蕎麦に巡りあるとは汁ほども（露程も）思わなかった。
兎に角“こし”が強い、強すぎない。
歯が軋むほどでない、まさに日本蕎麦の良く出来たお手本・ベンチマークのような歯応え、完璧である。味…文句の付け所がないほどの香りと味…口に入れた瞬間、良く出来た出汁のうまみと前述の「こし」を味わい、さわやかな喉越しの中に蕎麦の香りを味わえる。
加古川へ行かれた際にはご当地発症のうどん店ではなく「桃李庵の蕎麦」絶対的お勧めである。
東京・大阪からでも蹊（道）が遠いのだけが難点であるがその他は文句のつけようがない。
今まで食べた中でトップレベルの「せいろ」蕎麦である。
桃李庵
兵庫県加古川市加古川町河原369‐1
TEL：079-425-8102
