2022.01.25

立川市/ラーメン「楽観 立川店」

最近立川によく行く。
昔の立川を知る、古い神奈川県民の小生にとって、今の立川駅周辺はまさに
「立川ルネッサンス」である。
立川にも近い八王子市のご当地ラーメンである「八王子ラーメン」の名店が
JPMCシンエイ本社(2021年9月時点)の近くにあるとのことで、
ランチに社員さんと訪れた。
ちなみに八王子ラーメンの定義は醤油タレの醤油ラーメンである。
トッピングとして、一般的なチャーシューやメンマのほかに、刻みタマネギを
使うことに特徴がある。とのこと。

「楽観」本店は西麻布にあり、なんとアメリカ西海岸にも出店していると。
店はそんなインターナショナル性を売り出すためではなかろうが、
元カフェか洋食店を居抜きで借りてます感満載のラーメン店らしさ「0」である。
入口近くの券売機にて看板メニューの「特製琥珀~端麗醤油~¥1,000(税込)」
何やらビールか発泡酒のようなネーミングの一品をオーダー。
待つこと約10分、来た来た。端麗醤油という割に色は濃い。
蓮華で一掬い、まずはスープを頂く。ほほう、しっかり出汁が効いていて、
見た目より濃くはない。昆布だけじゃない良く出来た複合魚会系スープの味である。

麺は固めで関東のラーメンらしいかん水の効いた玉子麺。
小生の地元横浜の家系ラーメンを始め、昨今の関東醤油ラーメンといえば、
とんこつ醤油+背油系か、つけ麺に代表される魚粉でパンチを効かせた系か、
昔なつかし志那蕎麦系の三代派閥だが、トレンドとは一線を画した八王子ラーメンを
昇華させたスタイル。
八王子ラーメンの最大のチャームポイント玉ねぎみじん切りが、その甘みで
全体にアクセントを効かせている。メンマも焙っているのか香ばしい。
チャーシューはとろける系ではなく、しっかり肉質を感じる食べ応えのある
ロースの三枚。特製には、さらに黄身が半熟の煮卵とパリパリの厚みある有明海苔が
二枚。立川のお昼に是非貴兄もお試しあれ。今度は西麻布の本店も行ってみよう。

楽観 立川店
東京都立川市曙町2-23-1 ソシアルビル 1F
TEL:042-521-5366
営業時間:11:00〜23:00
定休日:年中無休

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